2018年1月9日火曜日

「心に余裕があれば」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「心に余裕があれば」
 
 華美が一年生になって一ヶ月が過ぎました。幼稚園時代はあんなにおとなしい娘だったのに、いまではハイテンションでガチャガチャ娘へと変身してしまいました。
 
 先日も一緒に寂地山に山登りに行ったのですが、落ちつきのないハラハラの連続でした。何回怒ったことか。ところが山に登り、カタクリの可憐な花をみたとき、「自分はどうしてこんなに怒ってばかりいるのだろう」と、ふと考え込んでしまいました。きっと何か自分に問題があるはずなのです。するとやっぱり、余裕がないことに気がつきました。いろいろな仕事を多く与えられ、ありすぎるために何一つまともにできないイライラがあったのです。お弁当を食べながら、まわり一面に咲いているカタクリが、心に余裕を与えてくれました。
 
 心に余裕がでてくると、「華美も子供らしくなったものだ」と感心したのです。いまこの交わりの中で、華美はありのままでいられるのだなと思いました。学校の緊張から解放され、自然ととけあって遊んでいる。やっぱり、主イエスを中心とした教会の交わり、そして神様が創造された自然の包容力は見事なものだと感心しました。