2017年6月27日火曜日

存在を確かめて



クレヨン牧師のミニエッセイ
「存在を確かめて」
 
 最近、我が家では次女がお父さんといっしょに寝ることになっています。ちいさい子供と寝るのは、いろいろと世話もありますが、とっても幸せな気分になります。その暖かさがホッとさせてくれるのです。
 
 このごろよく、次女の足が夜中にぶつかってくるのに気がつきました。それも明け方によくあります。その足は脇腹をくすぐるように触ってくるのです。一体何をしているのでしょうか。実は、どうもお父さんが「いるか」「いないか」を確かめているみたいなのです。もし触らなかったら起きて泣き出してしまいます。
 
 私たちも安心して生活をしていても、ふと神様の存在を確かめてみたくなることがあります。ちょうど寝ていても、「いるか」「いないか」と足で触って確かめてみるようなものです。しかし、神様はいつでもそこに居て下さる。仕事のためにいないとか、ほかの部屋に寝ているとかありません。
 
 私たちにとって神様はいつでも共にある存在です。しかし、忘れてしまう存在でもあります。つねに、忘れず生きていくことができるでしょうか。もちろんできます。私たちは聖書のなかで、御言葉を通していつも出会っているのです。そして祈りを通して会話もしています。